JST(職場対人技能トレーニング)プログラム3「上司や同僚に相談する」

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JST(職場対人技能トレーニング)プログラム3上司や同僚に相談する

こんにちは、サイト管理人のnano(ナノ)です。
このコラムでは、就労移行支援のベルワーク久喜で行われているサービス管理責任者の資格を保有するスタッフが行うJST(職場対人技能トレーニング)プログラムを紹介しながら、就職してから状況に応じて話しかけるタイミングや対応方法などについてわかりやすく解説をおこなっていきます。

現在ベルワーク久喜では、常勤のサービス管理責任者1名 と非常勤勤務のサービス管理責任者1名が
在籍しております。

JST(職場対人技能トレーニング)とは?

JSTとは「Job Related Skills Training」の略称で、職場において上司・同僚等との良い関係を築き対応力を養うトレーニング方法です。

職場でよくある「仕事に対する相談をうまく伝えられるようにする」

目的:上司や同僚に相談するということは、職業生活を円滑に送るための大事な要素の一つになります。職場の上司や同僚に自分の気持ちや考えをうまく伝えられるようになることを目的としています。

JSTプログラムのグループワーク(意見を出し合う)

今回は「上司から〇〇日までに提出するようにと頼まれた仕事に対し、思い通りに仕事が進まず、大幅に遅れている。期日までに間に合うか分からなくなってきたので、上司に相談することにした」というテーマについて、皆で話し合いました。

このような場面では、どう行動したらよいか?

家に持ち帰ってやる、残業して仕上げる等の意見もあがりましたが、自分一人でやろうとすると無理をすることになりますし、結果が悪いと無責任と捉えられかねません。相談を上手にするにはどうしたらいいのか皆で話し合いました。
グループワークを通して皆さんから出た意見は、まずは相談をする際には漠然とするのではなく、自分の抱えている仕事の整理をしてから以下の項目があげられます。

①具体的に今自分の抱えている仕事の内容を説明する(相手が把握しやすい)
②進捗の説明
③間に合わない理由を具体的に説明
④他に手伝ってくれる人はいないか
⑤感情的にならない

などをポイントに相談するとよいということになりました。それを念頭にロールプレイを実施した結果、大半の人が相談して少し楽になったと感想を述べていました。また忙しいと感情的になりがちですが、内容を整理してから相手に伝えることで冷静に話せたという感想もありました。

まとめ

コミュニケーション能力について、①なぜ必要か ②自分がどの程度できているか を考え、整理することが必要になります。
そのうえで③自分の目標を決め、④実際の場面を想定して練習していくこと が重要です。
自分自身が良かったかではなく、他者が見てどう思うか。
自分が満足するのかどうかより、相手が受け取って満足するかを考え、表出していくことが大切です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
簡単に説明しましたが、ベルワーク久喜では、社会人として職場において上司・同僚等との良い関係を築き対応力を養うトレーニングを受けることにより役にたつというプログラムというかたちにして提供しております。人間関係に上司・同僚等との良い関係も保ちながら、自分らしく継続的に働くことは、とても大切なことです。
少しでもこのコラムが就労に向けての情報としてお役にたてれば何よりです。

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