こんにちは、サイト管理人のnano(ナノ)です。
このサイトでは、就労移行支援のベルワーク久喜で行われているサービス管理責任者の資格を保有するスタッフが行う問題解決技能訓練プログラムその1を紹介しながら、就労した際に仕事などで壁にぶつかった時に自分に合った解決策をみつけていく方法などについてわかりやすく解説をおこなっていきます。
問題解決技能訓練とは、現実的な問題解決策を選択できるようにするトレーニングです。自分の悩みを他の人と共有し自分以外の視点からアドバイスを出してもらったり解決方法を探します。
目的:仕事において、わかったフリをしてしまうことは、頼まれた仕事を遂行することが難しくなるだけではなく、相手からの信頼も失うことになりかねません。そうならないためにも、具体的にどうしたらいいのかを考えます。
内容:そもそもわかったフリをしてしまうのはどうしてなのか?グループワークを通して原因を洗い出し分析を行います。
質問をする勇気がない・恥ずかしい・プライド・他の人はわかっているのに自分だけがわからないはずがない・相手の声が小さい…など。
原因の洗い出しができたら、そこから解決策を導き出します。
言葉ではなく表情やジェスチャーで「わからない」ということをアピールする、少し自分でわからないことを整理してから後で質問をする、近くにいる人に聞く…など。
問題解決技能訓練では、「〇」「×」「△」の札を使って考えの意思表示をおこなっていきます。
解決策が出終わったところで、「〇」「×」「△」の札を使用し、最終的に自分自身が実行できそうな解決策を判断していきます。
今回おこなった結果からは、「通常から質問をする練習をしておく」が満場一致で〇でした。
グループワークを行うことで、多様な解決策が出てきます。その中には1つくらい自分に合った解決策が見つけられたり、新たな問題解決の発見があるものです。それを参考に今後に活かしていくことが就労に向けて一歩前進していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
簡単に説明しましたが、ベルワーク久喜では、社会にでた時に現実的な問題解決策を選択できるようにするトレーニングを行うことで一人で悩まない・周りに相談するなど解決方法の糸口を導き出すというプログラムということをかたちにして提供しております。
少しでもこのコラムが就労に向けての情報としてお役にたてれば何よりです。