こんにちは、サイト管理人のnano(ナノ)です。
このコラムでは、就労移行支援のベルワーク久喜で行われているサービス管理責任者の資格を保有するスタッフが行う問題解決技能訓練プログラムその3を紹介しながら、就労した際に仕事などを円滑におこなう方法や自分に合った解決策をみつけていく方法などについてわかりやすく解説をおこなっていきます。
前回の「これは納得!問題解決技能訓練プログラム2」の続きです。
問題解決技能訓練とは、現実的な問題解決策を選択できるようにするトレーニングです。自分の悩みを他の人と共有し自分以外の視点からアドバイスを出してもらったり解決方法を探します。
目的:グループワークを通じてメモを取ることが仕事において、とても有効な手段だということに気が付きました。今回は、メモを取るメリットや効率的なメモの取り方についてはお伝えしていきます。
内容:メモをとることのメリットは、
①大切な情報を忘れずに済む(仕事中に積極的にメモをとることで業務内容を忘れず保管(補完)できる)
②要点を整理する力が養われる(スピードが速い中で必要な情報を取捨選択しながらメモをとる)
③瞬間的なアイデアが記録できる(アイデアの記録はメモ特有のメリット、思いついたアイデアが企画の提案に役立つ)
④仕事の効率化につながる(メモを見るだけで整理された情報を一度に得られ、仕事に優先順位をつけられる)
⑤相手に信頼してもらえる(仕事に熱心に取り組んでいる印象が伝われば信頼関係も構築できる)と沢山あります。
効率的できれいなメモのとり方は、
基本的な5つの項目は、
①タイトルと日付を書く
②文字の色は3色までにする
③5W1(2)Hを意識する
5W1Hの要素は次のとおりです。When(いつ)・Where(どこで)・Who(誰が)・What(何を)・Why(なぜ)・How(どのように)
④余白を作りコメントを書く
⑤メモは一か所にまとめる
メモを取る際には、
①話を理解しないでメモをとる
②急いでもあとで、読める文字でメモをする(読みかえせない・読めない文字でメモをとらない
③疑問点を質問しないでメモをとる…はNGなメモのとり方なので注意しましょう。
後で見てもわかるメモを残すことがポイントです。その時は急いで書いてしまっても、後で清書するなどして、わかりやすいメモを作ることを心掛けましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
簡単に説明しましたが、ベルワーク久喜では、社会にでた時に現実的な問題解決策を選択できるようにするトレーニングを行うことで、仕事の際もメモをとるなど実践的な解決方法の糸口を導き出すというプログラムということをかたちにして提供しております。
少しでもこのコラムが就労に向けての情報としてお役にたてれば何よりです。