これは納得!問題解決技能訓練プログラム4

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これは納得!問題解決技能訓練プログラム4
これは納得!問題解決技能訓練プログラム4

こんにちは、サイト管理人のnano(ナノ)です。
このコラムでは、就労移行支援のベルワーク久喜で行われているサービス管理責任者の資格を保有するスタッフが行う問題解決技能訓練プログラムその4を紹介します。
就労した際に仕事などを円滑におこなう方法や自分に合った解決策をみつけていく方法などについてわかりやすく解説をおこなっていきます。

現在ベルワーク久喜では、常勤のサービス管理責任者1名 と非常勤勤務のサービス管理責任者1名が
在籍しております。

問題解決技能訓練とは?

問題解決技能訓練とは、現実的な問題解決策を選択できるようにするトレーニングです。自分の悩みを他の人と共有し自分以外の視点からアドバイスを出してもらったり解決方法を探します。

実際の問題解決技能訓練プログラム一例を紹介

こんな時にあなたならどうしますか?

真面目に仕事をしている姿が怖く見えるのか、職場のある同僚から、「苦手です」・「怖いです」と言われてしまった。

自分ではどう対処していいのかわからない。

  

問題状況の把握

プログラムでは、実際に自分の状況や自分への状況や相手への影響・気持ちや原因をまずは探っていきます。
今回は、黄色い下線部分をプログラム参加者に考えもらい 意見やその時に感じる気持ち原因を探り、自分・相手の問題状況の把握するトレーニングを行っていきます。
自分の意見や他の人からの意見など、自分では思いつかない意見や感情があることも同時に理解し、共有しながら最終的に自分にあった対処方法を模索していきます。

黄色下線部が、問題状況の把握部分 意見や原因を探る部分です。
参考:イメージしやすいように、今回出た意見の一部抜粋しております

   

自分の状況を把握 行動:真面目にいつも通り仕事をしていた その時の気持ちを考えてみます。
その時の気持ち    :(やるべきことはやるだけ  仕事に集中している
            期限に間に合わすべく仕事に取り組む ミスなく真面目に取り組む)
                 ↓
                 ↓
                 ↓
自分の状況結果(自分への影響):苦手。怖いと言われた その時の気持ちを考えてみます。
その時の気持ち    :(どうしたら良いのか考える あなたが怖いよ 真面目すぎるのかな
             悲しい 困る 仕方ない 何か相手にしたかな? 嫌われているのかな?

  

状況を踏まえて、相手・仕事への影響を考えていきます。
相手・仕事への影響   :職場の雰囲気が悪くなる 集中できない ミスが増える 萎縮してしまう  

  

その時の相手の気持ちを想像して考えてみます。
相手の気持ち   :関わりにくいなぁ そんなに頑張らなくてもいいのに やっと気持ちが伝えられた
            集中していて怖いな 話しかけるタイミングがわからない 距離をおいてもらえる

  

問題状況に対してどんな原因が考えていきます。
原因を探る       :お互いに相手を理解していない 自分のメンタルが弱い 普段から雑談をしていない
            コミュニケーション不足 仕事に対する姿勢が違う 相手の印象が悪い 職場環境
            最初から関係がよくない 相手の感覚の問題
              

問題状況の対処・解決方法

目標:自分の印象について嫌な事を言われた時、自分も相手も嫌な思いをしないように上手に対処したい

解決策案をプログラム参加者に考えてもらい、実際の効果 と 実際できるかどうかの現実性を「〇」「△」「×」で手元の札で利用者さんそれぞれあげてもらいます。他の人の意見なども参考にでき、実際は、自分で出来る現実性から解決方法を見出していきます。

基礎知識問題解決技能訓練では、「〇」「×」「△」の札を使って考えの意思表示をおこなっていきます。
解決策が出終わったところで、「〇」「×」「△」の札を使用し、最終的に自分自身が実行できそうな解決策を判断していきます。

下記の表は、プログラム中に案として提案された解決策案・効果・現実性 自分の判断はは、一例です。

解決策案結果予測 効果結果予測 現実性自分の選択判断
部署を変えてもらう△または ××
気にしない△または ××
軽く受け流す(ありがとね、気をつけてみるねと言ってみる)〇または△
雑談など相手を理解する時間を設ける〇または△〇または△
上司に相談する〇または△または×△または ×
話しかけやすい雰囲気を出す (笑顔や姿勢)〇または△

解決策案に対して、それぞれ効果や 現実性 最終的に自分の判断として、見出していきます。

まとめ

今回は、問題が起きてしまった場合に対して、むずかしいテーマで解決する選択の幅が多い永遠のテーマかもしれませんね。
何が正解といった事はなく、現実性のある選択を考えながら、問題解決技能を考える場合は、まずは、問題状況の基本的な部分を把握する・自分の気持ちや相手がいる場合は相手の気持ち 何が原因なんだろうと原因の把握 それに対してできる対処方法を考えるだけでも、気持ちの整理や解決策が見い出せる場合もあります。
ベルワークで行っているJST(職場対人技能トレーニング)プログラムなどと併用して、悩まなくても解決できる方法でコミュニケーション能力をあげて、問題を起こさないようにするのもテクニックのひとつです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
簡単に説明しましたが、ベルワーク久喜では、社会にでた時に現実的な問題解決策を選択できるようにするトレーニングを行うことで、実践的な解決方法やコミュニケーション能力をあげていくJST(職場対人技能トレーニング)プログラムや問題解決技能訓練プログラムとして提供しております。
少しでもこのコラムが就労に向けての情報としてお役にたてれば何よりです。

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